●●● 消費税増税法案とは? ●●●

 
★消費税増税の内容★


消費税増税法案が可決され、平成26年4月から
8%に、さらに平成27年10月から10%になることが決まりました。

★価格転嫁★
日本商工会議所等の調査によると年商5千万円以下の場合、「ほとんど転嫁できない」「一部しか転嫁できない」の合計が5割にも上っています。
今のうちに価格転嫁がどの程度可能なのかをチェックするなど、消費税増税へ向けての準備が必要となってきます。
※価格転嫁とは、今の場合は消費税増税分を製品に上乗せすることです。


★価格転嫁できなかった場合のシュミレーション★

<本則課税の場合>(税抜処理)
現行 5%                   改正後 8%
売上(本体) 5,000万円
消費税    250万円
・売上が139万円減少 
           
    
売上(本体) 4,861万円
消費税  389万円
仕入・経費 4,000万円
消費税    200万円
・コストは増減なし 仕入・経費 4,000万円
消費税    320万円
消費税納税額 50万円 ・納税額は19万円増加 消費税納税額 69万円


<簡易課税の場合>(税込・第二種でみなし仕入率80%)
現行 5%                  改正後 8%
売上   2,100万円  ・増減なし            売上  2,100万円
仕入・経費 1,575万円
・コストが45万円増加 仕入・経費 1,620万円
消費税納税額 20万円 ・納税額は11万円増加 消費税納税額 31万円


上記は8%に引き上げされた時のシュミレーションとなります。
平成27年には10%に引き上げられますので、一層の影響が出ると考えられます。
今のうちから増税への準備をしておきましょう。