●●● 身のまわりの身近な税金 その1 ●●●
日常生活のいろいろな場面で、税金とかかわることがあります。
今月は、身近でありながら意外と知られていない面もある「自動車と税金」について述べてみます。
通勤や旅行には自動車があると大変便利です。自動車やその燃料には、いろいろな税金がかかっていますが、その税収の多くは道路の整備等に使われます。
自動車を買うときの税金
◎消費税(国の税金)・地方消費税(県の税金)
自動車を購入するときにかかります。
税額=取得価額×5%(消費税4%と地方消費税1%相当額)
◎自動車取得税(県の税金)
自動車を取得し、登録するときに必要となる税金です。
軽自動車(排気量660cc以下)、営業用自動車
税額=取得価額×3%
普通自動車(排気量2,000cc超)、小型自動車(排気量2,000cc以下)
税額=取得価額×5%
取得価額が50万円以下の場合は、自動車取得税は課税されません。
なお、下記のような低公害車には自動車取得税が軽減されています。
また、障害者の方のための軽減措置も設けられています。
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自動車取得税の税率 |
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本則 |
軽減割合 |
適用税率 |
電気自動車 |
5 % |
2.7 % |
2.3 % |
天然ガス自動車 |
ハイブリット自動車 |
2.2 % |
2.8 % |
◎自動車重量税
自動車を取得又は所有する人が、登録又は車検を受けるときにかかります。
車検有効期間 |
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税 額 |
3 年 |
軽自動車 |
13,200円 |
普通・小型乗用自動車 |
自重0.5tごとに18,900円 |
2 年 |
軽自動車 |
8,800円 |
普通・小型乗用自動車 |
自重0.5tごとに12,600円 |
自動車重量税は購入時のみならず車検を受けるつど必要になります。
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